アジア通貨危機から20年 | IFA JAPAN Blog

アジア通貨危機から20年

さて、今週のテーマは、「アジア通貨危機」についてです。

早いもので、1997年7月に起きた、タイ・バーツの変動相場制移行に端を発する「アジア通貨危機」から既に20年が経ちました。

「アジア通貨危機」以前は、タイ、マレーシア、インドネシア等、東南アジアで発展を続けていた国の通貨制度は、ドルペッグといった言い方をされますが、ほぼ固定相場といっても差支えないものでした。

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特に、タイにおいては、ビジネスを拡大したい企業は、金利の低い米ドルで借り入れを行っていました。為替は、ほぼ同じレートだったため、安い金利で借りられるメリットがあったためです。

ところがそこに、いきなり変動相場制への移行です。

バーツはドルに対して、価値が半分になってしまいました。つまり米ドル建ての借入金を、バーツでの売上から返済していた企業にとって、債務が一夜にして、いきなり倍になってしまったということです、

しかしながら、アジア通貨危機は、特別な出来事ではありません。このような金融危機は、それ以前、そしてその後も起こり続けています。

アジア通貨危機の12年前に遡ってみると、1985年9月の「プラザ合意」です。週末から「秋分の日」の祝日を越えた市場では、1米ドル=240円だった為替レートが、一気に20円以上も円高ドル安になりました。日本にとっては、その後のバブル、そしてその崩壊の発端となった出来事です。

また、アジア通貨危機の10年後の2007年には、まだ記憶に新しいサブプライム問題が表面化し、2008年のリーマンショックを迎えます。

過去を振り返ると、ほぼ10年から12年にかけて、何か大きな国際金融問題が世界を震撼させます。

そして、現在、世界中が「超異次元金融緩和」を継続中です。果たして、その「出口」はどうなっていくのか。

資産形成においては、相場変動はもとより、金融危機にも対応できるプランが必要です。

「成績の良い投信はどれだろう!?」「儲かる投信は無いかな~?」と目先の数値だけを比較するのではなく、まずは、あなたの運用目的に沿った形で、中長期の変動にも耐えられる「ポートフォリオ」の構築を考えてみてはいかがでしょうか。

いつでも喜んで、お手伝いさせていただきます。

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