今日の数字「日本第6位」 | IFA JAPAN Blog

今日の数字「日本第6位」

さて、今日の数字は、日本の深刻な問題を表した数字です。

政府はこの度、2017年版の自殺対策白書を公表しました。それによれば、人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺死亡率」が、諸外国と比較し、日本は6番目の高さとなりました。

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諸外国の自殺死亡率

リトアニア

30.8

韓国

28.5

スリナム

24.2

スロベニア

20.5

ハンガリー

19.5

日本

19.5

ラトビア

19.2

ウクライナ

18.6

※2013年以降、公表されている国を厚労省がまとめたもの

直近では、日本の2016年の自殺者数は、前年比2128人減って、2万1897人でした。これで7年連続減少し、22年ぶりに2万2000人を下回っています。
※内訳は、男性が1万5121人、女性が6776人。

ただ、日本の自殺率は、低下しているものの、白書では、「若者の自殺が深刻」と指摘しています。

というのも、15-34歳の若年層の自殺と事故の死亡率を、先進7か国で比較した場合、日本は、自殺の死亡率17.8人に対し、事故の死亡率は6.9人で、約2.6倍となっています。自殺が事故の死亡率を上回ったのは、日本だけでした。

自殺の理由は様々考えられますが、「いじめ」や「パワハラ」、そして「将来への不安」、「夢が持てないなどの絶望感」など、周囲からの心のケアがあれば、防げるケースもあるのではないかと思います。

私も15歳の時に、「なんで、人間はどうせ死んじゃうのに、生きないといけないの」と真剣に考えたことがありました。その時、「答え」が見つかっていなければ、私もどんな行動をとっていたかはわかりません。

家庭や友人などによるケアはもちろんですが、私たち一人一人の意識の中に、「自殺者を生み出さない」という強い意思と覚悟が必要です。

そのためには、“他者を受容する心”を持ち、“多様性を認める社会”にしていくしかないですね。