今日の数字「1000万%」

さて、今日の数字は、何とも観たことがない数字です。“%”に、1000万という単位は通常使いません。これは、国際通貨基金(IMF)が予測したある国のインフレ率を表しています。一体どこの国なのでしょうか・・・

More...

すでに、ニュース等でご存知の方も多いかもしれませんが、今年8月に、深刻な経済難に陥っている南米のベネズエラは、通貨の単位を5桁切り下げるデノミを実施しました。

しかし、その後も通貨の下落は収まらず、ハイパーインフレに歯止めが、かからない状況が続いています。

IMFは、7月の時点では、年内のインフレ率は100万%と見通しを発表していましたが、10月に入って年率1000万%と改訂しました。

9月の1か月間のインフレ率は、前月比233%です。

政権の経済運営が実質破たんし、困窮した難民の周辺国への流出も続いており、いまだ終息の見込みは立っていない状況です。

想像するに、国内では、「基軸通貨米ドル」が一番信用のおける通貨として、使われていると思われます。

同じく、ハイパーインフレとなったアフリカのジンバブエで、同じような光景を目にしたからです。

それにしても、年率1000万%のインフレとは、年初100円だったコーヒーが、1杯10億円になるということです。

日本人の感覚では、にわかにはピンときませんが、要は、国の紙幣が“紙くず”になるわけです。

財政赤字が、先進国の中では、ずば抜けて高い日本においても、“ハイパーインフレ”という言葉を耳にすることがありますが、本当にそんな事態になったら、私たち国民の生活は、破綻してしまいます。

そうならないためには、国民もしっかりと財政運営に関心を持ち、向き合っていくしかないですね。