今日の数字「106兆円」 | IFA JAPAN Blog

今日の数字「106兆円」

さて、今日の数字は、日本のGDP(国内総生産)の2割に相当する大きな数字です。どうやら、最近、日本人の「お財布」の厚みが増しているようです。

日銀によると、2017年末のお札の流通高が、前年同期比4%増加し、106兆円を超えました。

特に増えたのは、高額紙幣の1万円札で、流通高の93%を占めています。一方、硬貨は、5兆円弱で、前年比1%の増加に留まっています。

More...

それにしても、これだけ電子マネーやクレジットカードが普及している中、いわゆる“タンス預金”が増えている状況には、少し驚いています。

先進国の中では、もともと日本人は、「現金決済」が好きな国民ではありますが、GDPの約2割の“キャッシュ”を持っているのは、他国に類を見ません。

背景には、超低金利が続く中、銀行に預金していても増えないため、「いざという時に、すぐ使えるお金を手元に置いておきたい」というニーズが高まっているようです。

日本の金融緩和は、当面続くと見られるため、さらに現金比率が高まりそうです。

ただあまりに現金の流通量が増えると、将来、「日銀の量的緩和の出口戦略」時に、市中に豊富な資金があるため、「金利政策の効果が出にくい」といった弊害も出てきそうです。

そういえば、私事ですが、昨年、私は財布を2度も落としてしまいました。

1度目は拾ってもらえましたが(感謝)、2度目は戻ってきませんでした。

個人的には、「必要以上のお札は、財布には入れない」と思う今日この頃です。