今日の数字「21兆7362億円」

さて、今日の数字は、日本の国力を測る上で、重要な数値の一つです。日本が海外との貿易や金融取引で稼いだ額は、4年連続で前年を上回りました。

財務省が発表した2017年度の国際収支速報によれば、日本の経常収支が21兆7362億円の黒字となり、前年比3.4%増だったことがわかりました。

More...

中でも、企業の海外子会社の稼ぎを示す第1次所得収支は、前年より6.3%も伸びて、19兆9105億円となりました。

世界景気の回復や円安などによって、日本企業の海外子会社の業績が好調に推移し、受け取る配当などが大きく増加しました。

また、サービス収支は6029億円の赤字ではありますが、こちらは、赤字幅は過去最少となっています。要因としては、サービス収支のうち、旅行収支が1兆9325億円の過去最大の黒字になったことが挙げられます。訪日外国人観光客が、前年より2割増えたことにより、“インバウンド消費”が大きく貢献しました。

また、昨年は前年比で2.3%の円安水準だったため、ドル建て資産の「円換算金額」を押し上げたのも、経常黒字が拡大した要因といえます。

この流れがさらに続いてくれればよいのですが、今年に入り、経常収支の黒字幅は、減少傾向になっています。

是非とも、この好調な状況のうちに、「人口減少国」日本としては、国は“財政強化”を図り、個人はしっかりと“資産形成”に取り組むことが、肝要ではないかと思います。