今日の数字「3.9%」

さて、今日の数字は、久々に“パーセンテージ”です。IMF(国際通貨基金)は、世界の経済見通しを上方修正しました。

IMFでは、四半期ごとに、世界並びに各国の成長率予測を発表しています。先般の1月の発表で、世界全体の成長率を、前回より2%上方修正し、3.9%に引き上げました。

その理由として、金融危機やその後の欧州債務危機から脱し、「循環的な成長軌道にある」としています。

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今回発表された世界各国の成長予測は、以下のようになっています。

2018年予測

前回との差

世界全体

3.90%

0.20%

日本

1.20%

0.50%

米国

2.70%

0.40%

ユーロ圏

2.20%

0.30%

中国

6.60%

0.10%

ロシア

1.70%

0.10%

インド

7.40%

0.00%

上述の通り、世界経済だけでなく、先進国、新興国も、軒並み上方修正されました。

その中でも、特に、修正幅が大きかったのが「日本」です。要因としては、米国における経済の好調さと大型減税が追い風となり、貿易相手である日本の外需が高まり、世界的にも輸出が底堅く伸びるとしています。

一方、先行きのリスクとしては、「物価や金利の予期せぬ上昇」を挙げています。

“世界的な低金利”で、保たれてきた市場環境なだけに、実際に今後の「金利動向」からは、目が離せません。

また、金利は株式だけでなく、膨張を続ける債券により大きな影響があります。

米国をはじめとする各国の金利政策が、今後の大きな鍵を握っていると言えるでしょう。