今日の数字「3000億円」

さて、今日の数字は、いつもとは違って、“深刻”なテーマではありません。東京ディズニーランドに行ったことがある方は多いと思いますが、今日は、OLCのお話です。

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(OLC)は、1983年に開業し、今期35周年を迎えるに当たり、この度、東京ディズニーシー(TDS)の拡張費用に、2500億円を投じると発表しました。

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この資金について、今回OLCは、「新たな借入れなしで、自己資金で実行する」としています。

というのも、2018年3月末時点における現預金が、“3000億円”と潤沢にあるからです。

OLCの連結売上高は、今期予想では5008億円程度ですが、前期の営業キャッシュフローは、1228億円にも上ります。

従って、毎年600億円程度かかる設備投資額を支払っても、十分資金を蓄えることができているのです。

同社は、2020年3月期に、TDSに新施設「ソアリン」、そして2021年3月期には、ランドに「美女と野獣」エリアを開業予定です。

そして、今期の年間入園者数も、3100万人を見込んでおり、更なる価格引き上げも検討中とのこと。

思い起こせば、1983年のオープン記念に、入園したのを懐かしく覚えています。

当時の入園料は、1DAYパスで3900円でした。それが、いまや度重なる値上げで、現在は7400円と、約9割も高くなっています。

その意味では、TDRは、“デフレ”とは全く無縁のようで、いつか「入園料1万円」という時代も訪れそうです。

ところで、皆さんは、ディズニーテーマパークの基本コンセプトを、ご存知でしょうか!?

それは、ウォルト・ディズニーの以下の言葉に、集約されています。

「私はディズニーランドが、幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしいと願っています」

まさに、そのような魅力的な施設を目指してきたため、リピーターも多い人気のスポットとなっているのでしょう。

ただ、できれば、もう少し“お財布に優しい施設”だと、より有難いなと思う今日この頃です。