今日の数字「437兆円」 | IFA JAPAN Blog

今日の数字「437兆円」

さて今日の数字は、日本の2016年のGDPの8割を超す大きな金額です。

日銀の資金循環統計によれば、6月末の日銀の保有する日本国債の残高が、前年比9.9%増加し、“437兆円”となりました。

結果、銀行や保険会社などの民間金融機関の合計額を、ついに上回りました。内訳をみると、銀行などの預金取扱機関の保有残高は、15.6%減って197兆円となり、2005年以降初めて200兆円を割り込みました。

More...

また、保険・年金基金は、6.7%減少し、235兆円となっています。

一方、海外投資家の保有残高は、4.9%増加し、117兆円と過去最高額となりました。

これで日銀の発行済み国債の保有割合は、4割を超え、中央銀行が国の借金を保有するという何とも“いびつな形”がますます加速しています。

また、海外投資家の保有割合が増加しているのも、金利上昇局面での大きな“変動要因”となっています。

ここまできたら、日銀は、とにかく“ゆっくり、じっくり保有”するしかありません。

「日本の信認」、「円の信用」が、保たれるのを望むばかりです。