今日の数字「44兆4012億円」 | IFA JAPAN Blog

今日の数字「44兆4012億円」

今日の数字は、私たちの所得に大きく関係した金額です。

財務省の発表によれば、2016年10-12月における企業の人件費が44兆4012億円と、5年ぶりの高水準になったことがわかりました。

これは、景気回復基調に伴い、待遇改善、パートから正社員への転換などが進んだことが、要因と考えられます。

More...

人件費の内、約8割の35兆1402億円は、給与と賞与の合計額です。ただ、2012年末からの景気回復局面において、労働者に対しての「労働分配率」は、収益の伸びに比べ、低くなっているのが現状です。

つまり、「企業の収益が伸びた割には、労働者に還元されていない」ということが言えます。

背景には、年々増加する社会保障費の負担、そして今後の景気持続性への懸念が、企業サイドにもあるものと思われます。

個人が所得の増加分を、「貯蓄」に回すのと同じく、企業も将来に備えて、「内部留保」にお金を回しているのが現実のようです。

企業にとっても、個人にとっても、安心できる「日本の将来ビジョン」が、今、最も必要とされていると言えるでしょう。