今日の数字「874億円」 | IFA JAPAN Blog

今日の数字「874億円」

さて今日の数字は、国民としては、何とかしてもらいたい金額です。いわゆる「税金の無駄遣い」に関する数字です。

先般、会計監査院が、2016年度の決算の検査報告を、安倍首相に提出しました。

それによると、税金の無駄遣いや不適切な会計処理は423件、金額にして874億円に上りました。

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とはいえ、指摘額が1000億円を下回るのは、10年ぶりとのこと。また2015年は、預金保険機構で1兆円を超える指摘があったため、2016年は、大幅に減少しているのです。

省庁別の税金の“無駄遣いベスト3”はというと、

1位 国交省 384億円(30件)
2位 農水省 157億円(34件)
3位 厚労省  80億円(135件)

となっています。

国交省の金額が大きいのは、公共工事の入札制度の運用の誤りなど、予算が大きな事業での不適切な制度運用があったためです。

また、金額では3位ですが、件数ではズバ抜けている厚労省では、領収書の水増しで、879万円の使途不明金があったり、雇用保険に関連した助成金の支給が不適切だったなど、多くの問題が指摘されています。

過去10年で最も少なくなったとはいっても、私たちの支払っている税金が、874億円も無駄に使われていることは事実です。

是非とも、限りなく「0」に近づけるようお役人には頑張ってもらいたいと思います。

ちなみに、今年3月に会計検査院は、「森友学園」の国有地売却についても、検査を実施すると発表しています。今回の報告書には、その内容は盛り込まれていません。

今後、国会での質疑もあるかもしれませんが、まずはしっかりと、“忖度の無い検査”をしてもらいたいものです。