今日の数字「9068億円」

さて、今日の数字は、“使い道の決まっていない剰余金額”です。個人であれば、「ちょっと贅沢を!」といきたいところですが、そんな余裕はない国の税収についてです。

以前、2017年度の日本の税収が、1兆円“上ブレ”するとお伝えしましたが、最終58兆7875億円の決算となりました。

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前年より3.3兆円も増収となり、バブル期並みの高水準です。そして、そのうち9068億円が、剰余金となりました。

問題はその“使い道”です。

これだけ借金が多い国なので、本来であれば「国債の償還」に充てるべきですが、国会議員の中には、補正予算を組むべきとの声や、来年の消費増税に向け、財政出動を行うべきとする声もあるなど、借金を減らすことには“関心”が無いようです。

2017年度は、所得税が前年比1.3兆円増の18.9兆円、法人税が1.7兆円増の12兆円、そして消費税も0.3兆円増えて17.5兆円と、「基幹3税」すべて前年を上回りました。

輸出が堅調で企業業績が伸び、株価も上昇、消費も拡大したことなどが、主要因と考えられますが、2018年度はそう簡単ではない気がします。

米中の貿易戦争を始め、企業業績や株価への影響も懸念されるからです。

それにしても、毎年借金が積み上がっているのに、剰余金で返済せずに、どうやって借金を減らしていくつもりなのでしょう!?

すでに、「借金する感覚」が、麻痺しているのかもしれません。

はじめから、「返す気が無い」のであれば、頷けますが。。。

日本で暮らす以上、それを前提に、「私たちも“準備”をしておくしかない」ということですね。