備えあれば 憂いなし! | IFA JAPAN Blog

備えあれば 憂いなし!

さて、今週のテーマは、「備えあれば 憂いなし!」です。

世の中は、だんだん“きな臭く”なってきました。トランプ米大統領は、オバマ前大統領とは違って、武力行使をいとわないようです。

これが、国内政策がなかなか思い通りに進まないため、「国民の目を外に向けさせる目的」なのか、「単に、とんでもない人間を懲らしめる目的」なのか、本当のところはわかりません。

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ただ、オバマ前大統領のように、「武力行使に、極端に慎重に臨む」というやり方ではないことだけは、確かなようです。

中長期の投資に威力を発揮する投資信託ですが、“短期的な機動力に欠ける”という短所も持っています。

やはり何かあった時に一喜一憂しないですむ為には、投資信託の利用にも、それなりの工夫が必要です。

従来の相場の動きであれば、株式市場が下がっても、債券を保有しておくことによって、それなりのヘッジをすることが可能でした。ただ最近、株式と債券は、必ずしも“マイナスの相関”を、示すとは限らなくなってきました。逆に株式が上がったからといって、大きく債券が売りこまれないケースも増えています。

それは市場を取り巻く、経済、金融、政治の諸要因が、より複雑化してきたことによるのかもしれません。

つまり、“伝統的な資産クラス”をただ配分するだけでは、必ずしも“合理的な分散効果”を発揮できないケースも、散見されるようになってきたのです。

そもそも、なぜ“分散”するかといえば、それは“リスク”を避けるためです。「リスクを避ける」、あるいは「下げる」とは、相場が下落する“ブレ幅”を、なるべく小さくするということです。

万一戦争が起こった場合、「ドル高円安になって、株式には追い風になる」とか、「最近の有事では、殆ど円高になるから株安になる」といった話は、資産配分の根拠ではなくて、単なる短期的な相場の予想です。

大事なことは、ある特定の相場予想に賭けることではありません。どのような事態になっても、被害が(合理的と思われる範囲で)、最少で済むような工夫をしておくことです。

「ポートフォリオの点検は、相場が静かなうちに行いましょう」と、今までも何度か指摘させていただきました。

株式や債券といった伝統的資産クラスには分類されず、いざというときには機動力を発揮する“オルタナティブ(代替資産)”系投信も、合理的に組み込まれているか、是非、確認しておきましょう。

「これは、米国と北朝鮮のチキンレースですね」といった評論家の解説は何の役にもたちません。 

相場が“小康状態”のうちに、「オルタナティブ」を含めた資産配分の点検を、強くお勧めします。

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