投資におけるリスクとは? その2

さて今回も、「投資におけるリスク」について、考えてみましょう。

前回は、銀行の外貨預金を例に挙げて、単に「リスク」といっても、様々な種類、性質の「リスク」が含まれていることを、ご説明しました。

今週は「投資信託」における“リスクの意味”の説明です。

一般的に、投資信託の世界で、「リスク」とは“ブレ幅”の事を指します。

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どういうことかというと、「想定した期待リターンから、上下にどれくらいの価格のブレ幅があるのか」ということで表します。この“ブレ幅”のことを、投資信託の世界では「リスク」、あるいは「標準偏差」と呼んでいます。

仮に期待リターンが5%の投資信託があり、そのブレ幅が10%だったとします。

この期待リターンとブレ幅はどんな意味を持つかというと、上下にブレは発生するため、

5%+10%=+15%
5%-10%=-5%

この“-5%から+15%”の範囲に、統計学上(過去の実績)、約68%の確率で入るということを意味しています。

しかし、いくら統計上の確率論とはいえ、カバーできていない範囲が32%も残っているのでは、なかなか安心できません。

そこで、この“ブレ幅(標準偏差)”を2倍にすると、

5%+20%=+25%
5%-20%=-15%

となります。

この“-15%から+25%”の範囲に入る確率が、統計学上95%となります。従って、「このブレ幅(標準偏差)を2倍にして、リスクを求める」といった考え方がよく利用されているのです。

では残りの“5%”に入るような出来事は、起こらないのでしょうか!?

答えは、「起こります!」

それが「リーマンショック」のような、何十年に1回しか起きないような出来事なのです。

滅多に起こらないため、起こったときに大きなパニックを引き起こすことになります。

このところ、“順風満帆”が続く株式市場ですが、この「5%のリスク」がいつ起こるかは、誰にもわかりません。

この5%のリスクが、「想定外だった」とならないためには、しっかりと“備え”をしておくしかありません。ご相談、いつでもお待ちしております。

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