AIによる予想

先日、ブルームバーグ社より、「ある米大手銀行の外国為替調査レポートに、機械学習モデルで得られた分析結果が掲載された」という報道がありました。

分析・予測にAI(人工知能)を利用するという試みは、かなり前から様々な分野で行われてきました。

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ただ、実際に顧客向けに発信するレポートに、AIで得られた分析を載せるという試みはなかったようです。

AIの活用は、金融業界で考えれば、全体的な作業の合理化、最適化などについては、驚くべき進化を遂げていくものと考えられます。ただ、こと、市場予測ということに関して言えば、他の分野より、かなり時間がかかるのではないかと思います。

その理由は、市場自体が、常に最適解の方向に動くとは限らないからです。

ケインズが昔、言ったとされるように、市場は、「美人投票」のようなものです。その意味は、「誰が美人投票で選ばれるかを当てるためには、自分が一番美人だと思う人に投票するのではなく、一番票が集まりそうな人に投票する」といった人間の行動パターンを表しています。そして、これは金融市場においても、同じようなことが起こっています。

実際に、株式市場が上がったり下がったりするのは、“最適解”に向けて動いた結果ではありません。巷間でよく言われているように、人間は合理的な行動をとるとは限らないからです。

AIによる市場分析が、幾ら正確で緻密でも、こと“予想”となると、その予想通りに行動する人がどれだけいるか、つまり信じる人がどれだけいるかが鍵になります。

AIの予想がいつ頃から信頼できるようになるかは別にして、本当に信じる人がどれだけいるのかは、いまだ“未知数”です。

やはり、投資、そして資産運用においては、AIに頼るよりも、「どちらに振れてもよいようにしておくこと」これが一番安心ではないかと思います。

そのような視点から、是非今のうちに、「資産形成プランの見直し」をされてはいかがでしょうか?

直近1週間では、7月6日金曜日と9日月曜日の午後が、面談のご予約が可能です。

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